独り言(2)

今日も独り言を、ぶつぶつとつぶやきます。

私、少年時代は野球をしておりました。

小学校4年生から中学校3年生まで、そのあとは草野球的なチームにも所属してプレーしていました。小・中時期は特に、送り迎えやお弁当作り、応援等親には特にお世話になったと思います。本当に感謝しています。人生において、とても素晴らしい経験をさせて頂きました。

本日のネタなんですが野球うんちくです。私は元来ジャイアンツファンなのですが、野村克也氏の指導論が大好きで、本を何冊も読んでいます。自分の見解ではありますが、野村氏が言うには「プロ野球選手」という特殊な職業であっても、あくまでも一人の「社会人」であるべきだということです。身だしなみはもちろんのこと、自分の立場・役割をわきまえたうえで「チームを勝利に導くこと」、一般企業で言えば「企業に利益をもたらすこと」を語っています。野村氏の解説には賛否両論ありますが、私は好きです。論理的に物事を考え、何故をそのようなプレーをしたのか、一般企業での仕事の仕方にも繋がることを語っていると思います。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、本題に入らせて頂きます。テーマは【野球選手だって社会人】です。

先程も述べたように、小学校から野球を始めたので数々のポジションを経験してきました。登板機会はありませんでしたが、投手もやりました。経験がないのは遊撃手のみです。(不器用だったんですねw)企業でいうところの、部署異動にあたるのでしょうか。ポジションによって、当然役割は異なります。

先日【「内野がマウンドに集まっている時」の外野の寂しさ】という、ラインのスタンプをみました。でも違うんです。私は、小学生時代ほぼ外野を守っていました。打撃力と肩だけを認められ、主にセンター/ライト、打順は意外性の7番8番。まあ、主軸の引き立て役でしかなかったんですが、最近になってその役割に気づきました。

外野手には、内野手がマウンドに集まって作戦練っているあいだはポツンですが、その作戦をカバーする必要があるということを。次はどんなシフトで守るのかを検討しているのかを考えて、それに備えて自分で次の動きを考えます。内野手を会議している会社員だとしたら、外野手3人は外注業者みたいなものです。どちらが偉いとかはないけど、決して寂しくはない。会議の議事録作っているみたいなものです。

例えば、流し打ちが得意な左打者なら、ショートが三塁側に寄って三遊間を狭くするかもしれない。だけど投手がうっかり、真ん中からインコース付近に投げてしまった場合、センター返しまたは、引っ張ってくる可能性もあります。センターは、投手のほぼ真後ろにいるからコースが良く見えるんです。そこでライト側に少し移動することで、ライトも打球が来るかもしれないことに気づきます。ゴロで内野を抜いても、飛球であってもでランナーがいれば、捕殺を視野に入れて動きます。もし得点圏にランナーがいない場合でも、送球ミスに備えて、レフトはセカンド/サードのカバーに回ります。それが「外野手」としての仕事なのだと思います。

なんだか、長い独り言になってしまいましたが、最後に野球グラウンドと企業の共通点について述べさせてください。

企業に例えれば捕手が「社長」でしょうか。監督はあくまでも、責任者でありコーチはそれを選手へ伝える。いわば現場の人間ではないと思われます。専務や監査役といったところでしょうか。

ざっくりですが、私は下記のように考えています。(あまり企業勤めしていないので、役職については知識がなく申し訳ありません。ほんとただの独り言ですから。)

捕手 → 【社長】:現場での指揮をとり、的確な指示を出す。野村氏いわく、監督代理と言われるポジションです。グラウンドの一番後ろから全てを見渡しています。ちなみに、捕手も肩力だけで1年程経験しましたが、性格的に不向きでした。(笑) 

投手 → 【部長/課長(管理職)】:社長の指示に従い、またそれを野手に伝わるようプレーする。私の場合球速はありましたが、コントロールが悪かったです。ストライクが入らないと、いくら球が速くても、試合が進みません。例えば、今年引退したジャイアンツの上原投手のように、コントロールとテンポが良く投げられれば、野手も気持ちよくプレー(仕事)が出来ると思います。

一塁手 → 【経理/会計/総務】:社員からの送球(結果)を受け、それぞれのコンディションを把握し、管理する。このポジションは半年程経験しましたが、確かに解るんです。内野ゴロからの送球が、綺麗に真っ直ぐ来るのか、ワンバウンドでも正確に送球するのか、焦ってショートバウンドまたは、悪送球になってしまうのか。

二塁手・遊撃手・三塁手 → 【営業】: 向かってきた球(クライアント)と対面し、正確な判断をもって処理する。その為に、投手・捕手・内野手での「会議」が行われるんですね。内野がほとんど経験がありませんが、なんて言うんでしょう・・・センスのある人間が補うポジションなんでしょうね。企業的には「人当たりが良い」「付き合い方が上手」といった重要な役割なのだと思います。。

外野手 → 【外注業者/個人事業主】 :ここだけ別次元です。ある意味、捕手と同じくグラウンド全体を見渡せる場所にいます。そういう意味では、捕手(社長)と立ち位置が似ていると思い「個人事業主」も付け加えました。むしろ、捕手よりも客観的に全体を見渡せるのは外野手ではないかと、考えています。


誠に勝手な持論ですが、私は外野手が大好きなんです。新庄・イチロー・大谷等、素晴らしい外野手は多数います。皆、状況を把握して、自分が今どう仕事をすれば良いかわかっているのだと思います。長文失礼致しました。

STAY AT HOME DAD

こんにちは 「兼業主夫」として、家事育児と自営業を行っています。10年、主夫業をしております。 3人の可愛い娘と、美人な妻に囲まれ幸せな日々を過ごしています。 家庭菜園でとれた野菜で作った料理や、日々の出来事を載せていきたいと思います。 どうぞよろしくお願いします。

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